起きていた問題
事業計画書の作成方法については、創業塾を受講して学んでいました。しかし、「技」を学んで「心」入らずともいえる魅力に乏しい内容で、創業の動機や、創業者の強みなどが伝わらず、事業の「型」だけが独り歩きしているような内容になってしまっていました。
コンサルタントの関わり方
創業者の夢に寄り添い、創業計画に魂を吹き込む
創業者が作成した計画書の修正点を洗い出し、ヒアリングや伴走支援を通して起業家に寄り添い、事業計画書の完成を目指しました。
解決方法
創業者の強みと自信を引きだし、事業の将来像と今をつなぐ計画書を描く
創業塾で創業計画書の作成方法を学んだものの、知識が上滑りしてしまっていました。自身で作成することはできましたが、「計画書はこうあらねばならない」という意識がとても強く、各項目の内容もバラバラで一貫性が弱く、非常に伝わりにくい計画書となっていっていました。そこで、計画書を「型」ではなく「自分」ごととしてとらえ直すため、創業の真の動機を見詰め直すことから始め、自分(創業者)、事業、顧客、競合、資金、収益等の各内容について、伴走支援を通して再構想し、計画書に落とし込みました。
解決 POINT 1
真の動機を見詰め直し創業者と新事業の強みを見つける
「覚悟はよいか」と経営の神様・松下幸之助氏(パナソニック創業者)はよく問われたそうです。だからこそ、創業の「動機」や「覚悟」を明確にすることは、とても重要なことなのです。困難に直面して心が折れそうになった中でも、自分自身を支え、諦めることなく、解決策に知恵を出し、再度前を向いて進もうという気持ちに切り替えてくれる、それは創業当時の真の動機を読み返したときに他なりません。
「なぜ創業しようと考えたのか?」「あなたが100%幸せにできるお客様はどんな人なのか?」など、これまでのご自身の経験、強み、新事業の独自性などを徹底的に引き出し、創業計画書を読んでくれる方にはもちろん、将来の自分自身に対しても、思いのたけを綴りましょう。
「なぜ創業しようと考えたのか?」「あなたが100%幸せにできるお客様はどんな人なのか?」など、これまでのご自身の経験、強み、新事業の独自性などを徹底的に引き出し、創業計画書を読んでくれる方にはもちろん、将来の自分自身に対しても、思いのたけを綴りましょう。
解決 POINT 2
創業者と新事業の強みを活かした事業戦略を練り上げる
とかく私たちは、自分自身のこととなると「そんなことはできて当たり前」と思いがちです。しかし、周りの人々、特にお客様から見ると、「今まで探していた」「魅力的な」「卓越している」商品・サービスなのかもしれませんし、それが、あなたの事業の「強み」なのかもしれません。
また、とかく創業者は事業経験が浅いことなどもあり、自社の商品やサービスについて自信を持って提供することができないことが多いようです。その結果、「大したことではない」と周りへのアピールが控えめだったり、「高いと買ってもらえない」と提供価格を低く見積もったりしがちです。
創業者の「強み」を認識し、「価値を最大化し」「価値を上手に伝え」、利益を出せる事業を実現します。
また、とかく創業者は事業経験が浅いことなどもあり、自社の商品やサービスについて自信を持って提供することができないことが多いようです。その結果、「大したことではない」と周りへのアピールが控えめだったり、「高いと買ってもらえない」と提供価格を低く見積もったりしがちです。
創業者の「強み」を認識し、「価値を最大化し」「価値を上手に伝え」、利益を出せる事業を実現します。
解決 POINT 3
神は詳細に宿る!見やすく、読みやすく、正確な計画書
創業計画書を作成するのが初めての場合、上手に書けないと感じる人が多いのは当然です。また、ご自身にとっては理解できていても、それを初めて読む人にとってはその背景等がわからずに、内容が伝わらないことも多々ございます。それらの点をサポートする第三者が必要になるのです。
特に、これまで創業計画に数多く携わっている中小企業診断士には、どうすれば伝わりやすい表現になるのか、見やすい体裁になるのか、読む人が好感を持てるのか等の技術と経験がありますので、それらの知見はしっかりと活用しましょう。
なお、すべきことが山積みになっている創業者にとって、完成した創業計画書は、必要なタスクとその優先順位を明確化し、生産性を高めることにも役立ちます。
特に、これまで創業計画に数多く携わっている中小企業診断士には、どうすれば伝わりやすい表現になるのか、見やすい体裁になるのか、読む人が好感を持てるのか等の技術と経験がありますので、それらの知見はしっかりと活用しましょう。
なお、すべきことが山積みになっている創業者にとって、完成した創業計画書は、必要なタスクとその優先順位を明確化し、生産性を高めることにも役立ちます。
効果・成果
・自己理解が進み、事業に対する自信が生まれます。
・融資申込や補助金申請に役立てることができます。
・計画策定が経営の事前シミュレーションの役割を果たすため、見通しを持った経営を実践できます。
・PDCAサイクルの「P」が出来上がるため、事業成長のスパイラルをつくりやすくなります。
・融資申込や補助金申請に役立てることができます。
・計画策定が経営の事前シミュレーションの役割を果たすため、見通しを持った経営を実践できます。
・PDCAサイクルの「P」が出来上がるため、事業成長のスパイラルをつくりやすくなります。
目標、必要資金、スケジュール、タスクの優先順位を明確にします
あなたの夢は地域の夢。あなたも、あなたのお客様も、そして、地域も幸せになるような事業を組み立てられれば「三方よし」を実現することができます。創業は、楽あり、苦あり。継続と改善が大切です。創業計画書は、目先の資金調達に効果があるだけでなく、あなたの今後の事業成長のための宝刀です。10年後、経営者のあなたは、創業計画書を見直し、その価値を噛み締めることになるでしょう。