経営コラム

補助金を活用しよう!!

補助金申請における事業計画作成のポイント

今回のテーマはものづくり企業の商品開発に欠かすことができない補助金申請における 事業計画作成のポイントについてです。6月にはものづくり企業の皆様には是非とも活 用していただきたい「ものづくり補助金」の公募が予定されています。ものづくり補助 金申請の際には是非参考にしていただければと思います。

補助金申請における事業計画作成のポイントは、2つあります。 1つ目は、公募要領に記載されている審査項目に該当する内容を事業計画書に漏れなく わかりやすく記載することです。例えば、公募要領に技術面、事業化面を審査項目とす ると記載されていたとします。その場合、技術面だけではなく、事業化面についても漏 れなくわかりやすく記載することが求められます。

具体的にどういうことかと言いますと、「例えば、今までは小指くらいの大きさのネジ しかできなかったが、今回開発する技術を使えば米粒くらいの大きさのネジを作ること ができる。凄い技術だから是非補助金をもらって開発したい」ということを計画したと します。そこで、「その製品は、誰がどうやって使用するのですか?」と問いかけると 、答えが返ってこないといったことがあります。これは、技術面では確かに凄い技術と 言えるのですが、もう一つの審査項目である事業化面、すなわち、「お客さまは存在し ているのか?存在していれば、どんな性能の製品をいくらで買いたいと思っているのか ?」が抜け落ちているのです。これでは、技術点は満点でも、事業化面は0点となって しまい不採択となってしまいます。

2つ目は、公募要領の記載上の注意点に則って記載を行うことです。 具体的に例を挙げると、注意事項に「その成果の価格的・性能的な優位性・収益性や現 在の市場規模も踏まえて記載してください。」とあるとします。その場合みなさんは何 を記載しますか。先ほどのネジの例を使用すると、「従来のネジと比較して50倍小型な ので優位性がある。」などと記載していませんか。これでは求められている答えとして は不十分です。より採択される確率を高めるためには、求められている記載事項すべて について回答する必要があります。つまり、性能的な比較に加えて、「価格的に50円安 いこと、うち利益が20円であること、お客さまが200万人いること」などを客観的なデ ータで補足しながら記載する必要があります。こういった内容を漏れなくわかりやすく する記載するためには、最初に「価格的優位性」「性能的優位性」「収益性」「現在の 市場規模」といった見出しを作り、その見出しに則って詳細を記載するようにします。 そうすれば漏れがなくなり、読み手もどこに何が書いてあるかわかりやすくなります。 ちょっとしたコツとして、やってみてはいかがでしょうか。

今回は、申請書作成上のポイントについて説明しましたが、最も肝心なことは言うま でもなくその事業内容です。どんなに記載のテクニックを使おうと肝心の事業内容に魅 力がなければ採択には至りません。経営者の皆様には日本のものづくり産業基盤の底上 げとなるような事業をぜひ考えていただければと思います。

最後に、事業計画作成したいが考えがまとまらない場合や事業計画の作成方法がわか らない場合がありましたら、ぜひ事業計画作成支援のプロである中小企業診断士をご 活用ください。

担当メンバー名:大音 和豊(中小企業診断士 モノプラス株式会社 代表取締役)

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